虫歯の分類ってなに?〜虫歯には“進行度”があります〜
「虫歯ですね」と言われても、
実は虫歯には“段階”があることをご存じでしょうか?
虫歯は、進行の深さによって分類されます。
進行度によって、
- 治療方法
- 削る量
- 神経を残せるかどうか
など、大きく変わります。
今回は、虫歯の分類について分かりやすく解説します!
虫歯の分類

〇C0(シーゼロ)
✨“まだ穴が開いていない”初期虫歯✨
歯の表面が白く濁ったように見える状態です。
この段階では、まだ歯に穴は開いていません。
歯の表面のミネラルが少し溶け始めている状態です。
この段階なら改善できることも!
- フッ素塗布
- 正しい歯ブラシ方法の実践や、補助器具(デンタルフロスや歯間ブラシ)の使用
- 食生活の改善
などによって、進行を止められる可能性があります。
つまり、“削らずに済む”こともある段階です。
〇C1(シーワン)
✨エナメル質内の虫歯✨
歯の表面の硬い部分「エナメル質」に限局した虫歯です。
小さな黒い点や穴として見つかることが多く、
まだ痛みがないこともほとんどです。
ただし、放置すると確実に進行します。
治療は比較的シンプルで、
「なるべく小さく削る → レジンと呼ばれる樹脂の詰め物をする」
というように、比較的負担の少ない治療で済むことが多いです。
〇C2(シーツー)
✨象牙質まで進行した虫歯✨
虫歯が、内側の柔らかい「象牙質」まで進行した状態です。
この段階になると、
- 痛みがある(何もしなくても痛い、噛むと痛い、虫歯に食べ物が挟まると痛い、など)
- 冷たいものがしみる
- 甘いものがしみる
などの症状が出ることがあります。症状は出ないことももちろんあります。
象牙質は柔らかいため、虫歯が一気に広がりやすいのが特徴です。
見た目では小さくても、中で大きく広がっているケースも少なくありません。
〇C3(シースリー)
✨歯髄(歯の神経がある場所)まで達した虫歯✨
虫歯が歯の神経まで到達した状態です。
この段階では、
- 強い痛み
- ズキズキする痛み
- 何もしなくても痛い
- 夜眠れないくらい痛い
などの症状が出ることが多くなります。
☆神経の治療が必要になることも…
ここまで進行すると、
- 根管治療(神経の治療)
- 根管治療後の被せ物治療
が必要になるケースが多くなります。
治療回数も増えやすく、歯へのダメージも大きくなります。
〇C4(シーフォー)
✨歯の根だけが残った状態✨
虫歯によって歯の大部分が崩壊した状態です。
神経が死んでしまうと、一時的に痛みがなくなることもあります。
しかし、
- 根の先に膿がたまる
- 歯ぐきが強く腫れて痛む、時に頬が腫れることもある
- 強烈な痛みが出る
- 口が開かなくなる
など、歯の神経が死んでしまったことにより起こる痛みが出ることもあります。
この段階では、抜歯が必要になるケースも少なくありません。
虫歯は“早期発見”が大切!

虫歯は、早い段階で見つけるほど、
- 削る量が少ない
- 痛みが少ない
- 歯へのダメージが少なく済む=歯を長持ちさせやすい
など、メリットがあります。
逆に、我慢して放置すると、神経の治療や抜歯につながることもあります。
定期検診で早めのチェックを!
まとめ
初期虫歯は、自分では気づきにくいことも多いです。だからこそ、
- 定期検診
- レントゲン検査
- 歯科医師、歯科衛生士による専門的なチェック
がとても大切です。
「痛くなってから」ではなく、
「痛くなる前」に見つけることが、歯を守るポイントです。
虫歯には、
- C0:まだ穴になる前の“初期虫歯”
- C1:エナメル質内の虫歯
- C2:象牙質まで達した虫歯
- C3:歯の神経まで達した虫歯
- C4:歯が根っこだけになってしまった虫歯
という進行度の分類があります。
早い段階で発見できれば、
歯を削る量も少なく、負担の少ない治療で済む可能性が高くなります。
大切な歯を守るためにも、
気になる症状がある方は早めの受診をおすすめします。
結城市の【あらかわ歯科医院】でも、定期的な検診はいつでも承っておりますので、気になる方はぜひ一度、“歯科検診”にお越しください。




